2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたりジャネット

朝から尾久図書館に出勤。自分が8時半から働いているなんてちょっと信じられませんが、まあたまには。雨のため都電荒川線で行ったのですが、完全に朝の通学時間帯。ああいう雰囲気の車内に身を置くのは本当に久しぶりで、高校生たちの眩しいこと。 仕事の方…

文京八中の熱い夜

夜8時、文京区立第八中学校の門をはじめてくぐると、雨のなか煌々と明かりの灯された体育館が浮かび上がっていました。そんななか、いったい何が行われているのかと言えば・・・。 もちろん、卓球です。世は卓球ブーム。ぼくは知りませんでしたが、都内の多…

雑誌「EQ」の10年

1978年に創刊された「ミステリーの総合誌『EQ』」を創刊号から55冊揃いで出しました。元になっているのはもちろん「Ellery Queen’s Mystery Magazine」。そもそも早川書房が持っていた版権が切れ、新たに光文社が日本版を出すことになったようなのですが、裏…

神楽坂のふちがみとふなと

ふと気付くと、シアター・イワトでのふちがみとふなとからもう1週間かあ。このところちょっと惚けていて、文章書いたりする気力がまるで出なかったんですが、これだけは書いておかないと。ほんと素晴らしかったので。 あの日は、場の空気というものがそこで…

ドンベーブックスさん、一箱出店中です

先々週の土曜日から、ドンベーブックスさんの箱がほうろうに並んでいます。一昨年の秋からはじめた一箱古本市の「古書ほうろう賞」もこれで4回目。毎回みなさんお忙しいなか出店くださり、楽しかった古本市の余韻を味わわせていただいています。 さて、今回…

水族館劇場開幕!

『Noir 永遠の夜の彼方に』本日初日。 宮地との予定が折合わずピンで。先週大観音に来た時はまだがらんとした印象だったのに、あれから一週間でこんなに細部までつくり込んだのか。しかも何十年も前から雨風に晒されてそこにあったように我々の目前に現れる…

作家別の背表紙色分け反対!(あるいは、大好きな創元推理文庫)

尾久図書館でのアルバイト。16時45分から18時までカウンター。昨日とは打って変わって、平日とは思えない忙しさ。貸出、返却、予約、新規利用者登録、無線LANの使用などのお客さまが、入れ替わり立ち替わりおみえになります。返却処理が追いつかない本が50冊…

エリザベス・コップフのエア・シガレット

11時半起床。結構寝たのにそんな訳でぐったりとした目覚め。まあ、夢でよかったけど。洗濯機を2回回す合間に、ミカコ手製のトマトと舞茸のパスタを食べ、インターネットで今年デビューする2歳馬の血統表を眺めたり*1してたらあっという間に16時で、慌てて尾…

古本市は終わらない?

京都で行われる一箱古本市に不忍ブックストリートで参加することになり、みんなで出かけて行ったのはよいのだけど、何の準備もしていません。1冊も持ってきてないし、郵送したわけでもなし。オヨちゃんは「大丈夫ですよ。ぼく、そのへんで適当に見つくろって…

本秀康とアルファベットの謎

尾久図書館でのアルバイト。図書館で働いていると、自分の興味とは関係なく大量の本を手にするので、しばしば守備範囲外の発見があります。今日は、児童書の部屋、ヤングアダルトのコーナーで、こんな本を見つけました。鯨統一郎が10代向けに書いた探偵もの…

日暮里・舎人ライナーと「日本鉄道旅行地図帳」

昨夜は大観音で一箱古本市の大納会。一箱古本市の大家さん、一箱古本市weekに企画参加してくださった方、そして「不忍ブックストリートMAP」の広告主の方々をお招きして、日付が変わるまで楽しいお酒を飲みました。これをもってこの春の一箱がらみの行事はす…

講談社ロマン・ブックス

昨日あたりからようやく日常が戻ってきて、また品出しに精を出しはじめています。大変結構なことではあるのですが、それはつまり店が暇である、ということなんですよね。まさか一箱古本市week中のような賑わいがずっと続くと思っていたわけじゃありませんけ…

4月からここまで憶えてることだけでも書いておこう

月の湯、楽しかったなぁ。思い出しては噛み締めているんだが、あれはまだひと月と少し前のことなのか。 わめぞのイベントに参加できたのはいい刺激でした。自分たちと同じく催事企画集団なので、わめぞはどんなだろうと興味津々で参加させていただき、そのて…

一箱2日目 後半篇、アップしました。

遅くなりましたが、ようやく書き上げました。読んでいただけるとうれしいです。 オヨヨで見つけた底なしの箱 (宮地)

助っ人いたします

以前アルバイトをしていた尾久図書館の木村館長から「4月からの人手が足りないのだけど、宮地さん無理ですかねえ」というお電話をいただいたのは3月の中頃のこと。大好きな図書館だし、スタッフのみなさんも気持ちのよい方々ばかり。不忍ブックストリートMAP…

怒濤の11日間

昨晩は往来堂書店主催のトーク・イベントに行ってきました。北上次郎&大森望という名コンビによる漫才さながらのボケとツッコミを堪能。打ち上げの席では北上さん、豊崎由美さんとともに競馬の話をするという僥倖にも恵まれました*1。あと、豊崎さんが大森…

第6回不忍ブックストリートの一箱古本市は無事終了いたしました。

お運びくださったみなさま、ご参加くださったみなさま誠にありがとうございました。たくさんの方々のお力をお借りし、事故やトラブルも無く終えられたことを心よりお礼申し上げます。ほんとうにどうもありがとうございました。 とくに今年は助っ人さんに心身…

一箱古本市 2日目後半篇「オヨヨで見つけた底なしの箱」

依然雨は止みませんが、この先は遠出となるのでいつも通り自転車で出発。まずは往来堂書店から。 ここには、売上点数上位の常連「古書北方人」さん、某ブログ主が趣向をこらして出店された「肌色文庫」、1日目にやはり往来堂で助っ人もしてくださった昨秋ほ…

一箱古本市2日目 前半篇「拾った本でお金持ちになるのだ」

まずはじめに感謝を。 気まぐれな雨のなか臨機応変に動いてくださった助っ人のみなさん、過酷な状況下でも笑顔で応対してくださった店主のみなさん、気持ちよく場所を提供してくださった大家さん、それに足下の悪いなかお運びいただいたお客さま方、本当にど…