非番日記

拾いものとか戴きもの

昨日の休み。 知人の個展に出掛けようと、自転車のペダルを踏み込んだ瞬間、眼の端にガラスのショーケースが。角の解体中の物件だ。 4年ほど前私たちが今の家に越して来た時すでに、下ろしたままのシャッターに長い歳月が感じられ、化粧品屋であったろう看板…

Twitter/野島康三/洞口依子/ 鎮西尚一

今日は非番。丸一日時間が空くことはなかなかないので、早起きしていろいろ観てきました。 生誕120年 野島康三 肖像の核心展(松濤美術館) 洞口依子映画祭『君は裸足の神を見たか』『カリスマ』(シネマヴェーラ渋谷) 鎮西尚一『熟女 淫らに乱れて』(浅草…

洗濯とボラ・デ・ニエベ

非番なので朝から洗濯したり、掃除したり。 掃除は苦手ですが、洗濯は好きです。楽しそうにやってるからでしょうか、玄関前の路地で脱水されたもののシワを伸ばしていると、いつも近所のおばちゃんに「ほんと洗濯好きねえ」と声をかけられます。実際は、いま…

アド街

久しぶりに宮地とふたりで連休。天気予報は2日とも晴れ。季節もばっちり。何をするかと云えば、もちろん、玄関扉のニス塗り。それを連休前の深夜、宮地に申し渡す。 青天の霹靂、顔に一瞬陰が差した気がするが、たぶん梅雨入り前に出来るのは今しかないので…

4月の備忘録

先日通勤路に鯉のぼりを発見。え、なんで?と思ったら、もう4月が終わるのでした。 一箱の準備をしていて、頭の中ではもうすぐ5月の一箱古本市とわかっているのですが、どうも昨年末あたりから身体と気持ちがまったく暦についていけなくなっています。そうい…

上野動物園のペルシャ絨毯

さて、これはなんでしょう?答えはカピバラ。和名は鬼天竺鼠(オニテンジクネズミ)、の後姿。顔を見たかったのですが、一時間で20センチくらい、とっても面倒くさそうに歩いただけでした。 桜がまだ蕾のころに上野動物園に行ってきました。 ウン十年ぶり!…

加藤千晶「アップップリケショー2」

アップテンポな千晶さんが好きなのでめいっぱい楽しんだ。 けれど実は前からうすうす気付いてはいたんだけど、口外したことがなかったことを、改めて実感したのだった。 それは千晶さんのライブって、男たちのリズムとって聴いてるノリが異常にかわいいって…

繋がってる

南條竹則さんの小説が好きです。昨年たまたま読んだ『酒仙』が、酒、仙人、ファンタジー、三拍子揃って、ストライクだった。 『酒仙』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、中華料理を愛して止まない著者は仲間を募り賞金で念願の満漢全席ツアーを決…

中里和人写真展「ULTRA」臨界夜景

昨日は、中里和人さんの写真展を観に新宿御苑まで。駅真上のsiriusというギャラリー。ちょうど中里さんもいらしてご挨拶し、先に到着したミカコとも合流。まずは一通り眺め、その後で中里さんに撮影場所や、裏話、技術的なことなどを伺いながら、もう一度。 …

東京ボーイズの新メンバーは、なんと細野晴臣!?

昨日は定休日。昼間は例によって店内で在庫整理などしたのですが、夜は早退してミカコと王子の北とぴあへ。歌謡漫談の大御所、東京ボーイズの仲八郎プロデュースによる「ナカハチ・ライブ」の第12回目は、細野晴臣、立川志の輔という大物ゲストを迎えての豪…

休日は荒川線に乗って

世の中は今日から三連休のようですが、ぼくは昨日おとといと非番だったので今日からは仕事です。きっとたくさんのお客さんが来てくださるでしょうし(どうぞお願いいたします)、気分よくバンバン品出しするつもりですが、まずはその前にお休み中の報告なぞ。…

酔っぱらい二夜

木曜日、お招きいただき逗子のN邸へ。

一箱で自転車部隊隊長を務めたけんご(幼稚園)の呼びかけで田端で花火大会。 子どもたちの賑やかな手持ち花火が終わって、大人たちは線香花火。藁に黒い火薬のついた関西バージョンと赤い紙縒りの関東?バージョン。 どちらにしてもわたしの火玉は途中で落…

文京八中の熱い夜

夜8時、文京区立第八中学校の門をはじめてくぐると、雨のなか煌々と明かりの灯された体育館が浮かび上がっていました。そんななか、いったい何が行われているのかと言えば・・・。 もちろん、卓球です。世は卓球ブーム。ぼくは知りませんでしたが、都内の多…

神楽坂のふちがみとふなと

ふと気付くと、シアター・イワトでのふちがみとふなとからもう1週間かあ。このところちょっと惚けていて、文章書いたりする気力がまるで出なかったんですが、これだけは書いておかないと。ほんと素晴らしかったので。 あの日は、場の空気というものがそこで…

エリザベス・コップフのエア・シガレット

11時半起床。結構寝たのにそんな訳でぐったりとした目覚め。まあ、夢でよかったけど。洗濯機を2回回す合間に、ミカコ手製のトマトと舞茸のパスタを食べ、インターネットで今年デビューする2歳馬の血統表を眺めたり*1してたらあっという間に16時で、慌てて尾…

日暮里・舎人ライナーと「日本鉄道旅行地図帳」

昨夜は大観音で一箱古本市の大納会。一箱古本市の大家さん、一箱古本市weekに企画参加してくださった方、そして「不忍ブックストリートMAP」の広告主の方々をお招きして、日付が変わるまで楽しいお酒を飲みました。これをもってこの春の一箱がらみの行事はす…

月の湯古本まつり

楽しかった月の湯。 詳細なレポートは「わめぞ」のみなさんが書いてらっしゃるので、ぼくは簡単な感想のみを。 http://d.hatena.ne.jp/sedoro/20080405 古書現世店番日記 http://d.hatena.ne.jp/mr1016/20080405 m.r.factory http://tabineko.seesaa.net/art…

エドガー・ジョーンズ

渋谷のクラブクアトロにて待望のエドガー・ジョーンズ。明日の月の湯の準備を考えたら、本当はそんな暇まったくないのだけど、これに行くことは、月の湯へのお誘いを受ける前から決まっていたのです。どうしても見逃せません。なんでまたこんなにイレ込むこ…

ハイ・ラマズで洗濯

11時起床。生活リズムが戻ってきたのに合わせてくれたかのように、天気も回復。ようやく洗濯ができました。今日のBGMはハイ・ラマズの『Beet, Maize & Corn』。よく晴れた日に、ハイ・ラマズの音楽を聴きながら洗濯物を干すのは、結構しあわせです。ルグラン…

近藤十四郎&ヒロマサタカシ

起きたら、14時。店を出たのが朝の6時で、寝たのは7時を回っていたから、まあ無理もないのだけど。でも、20時からの近藤さんのライブには、余裕で間に合うはずだったのですが・・・。からだも、あたまも、今ひとつうまく動かず、ペチコートレーンに着いたら2…

加藤千晶アップップリケショー

15時頃、トラブルへの応急処置がようやく終わり、応募自体も減ってきたので、いったん切り上げることに。不具合の原因については、ぼくがいくら考えても埒が明かないですしね。ミカコとふたり、出かける支度をして、いざ吉祥寺へ。今日は加藤千晶さんのアッ…

名古屋滞在記、アップしました

久しぶりの何の予定もない一日。ずっと家でパソコンに向かい、明日申し込みがはじまる一箱古本市の返信用の文案、やはり明日告知を開始する店のイベントの文章、そして先週の名古屋滞在記などを。 というわけで、2月29日、3月1日の名古屋での日記をアップし…

乱歩と名古屋とシマウマ書房

母の手になる関西風おでんを肴に、両親と別れの杯を交わし、12時過ぎに家を出発。今日もまず「le petit marche」へ。滝村さんにご挨拶をし、こんどは地下鉄で一社。お目当ての「coffee Kajita」は、加藤千晶さんに教わったお店。カウンターだけなのに、椅子…

ぼくは名古屋でうまれた

5時15分、予定より少し早く、名古屋駅裏へ到着。最後の2時間くらいは結構ぐっすり眠れました。快調です。地下鉄に乗るのに駅のコンコースを横切ると、こんな時間なのにもう「みどりの窓口」が開いていたのでダメ元で立ち寄ると、明日の晩の「ムーンライトな…

出発の準備

新宿22時50分発の夜行バスで名古屋に向かうため、そこから逆算して一日の予定を立てました。まあ、めったにないことです。 本当は、 すべての準備を終え、渋谷へ 『今夜、列車は走る』 夕食 新宿へ移動し、レコード屋のはしご 一杯やりながら時間つぶし とい…

「Poetry in the Kitchen」の佐藤わこ 

で、仕事は20時くらいに切り上げ、ミカコと水道のポエトリー・イン・ザ・キッチンへ。まだご存じない方も多いでしょうが、後楽園の先、大曲の交差点のそばにあるタトルビル2階の一室。7人が共同でシェアして、曜日ごとにさまざまなことが行われている、開か…

ほおずき千成り市 立ち上げ会

14時より大観音にて、今年のほおずき市の立ち上げ会。去年の反省会の際あがった問題点や、それぞれがお客さんから伺った感想などをもとに、また、少しずつ、よりよいやり方を模索していきます。みな気心の知れたメンバーだし、富士子さんのおいしいお料理と…

ポレポレ東中野で『人間の街―大阪・被差別部落―』

先週に引き続き、ミカコと「”食べる”映画特集」。最終日最終回は補助席も出る大入り満員。屠畜場のシーンでの、地面に転がした牛の皮を剥いでいく包丁捌きに見惚れる。どんな世界もそうですが、一流の技術を持った人の動きというのは、ほんと美しい。しかし…

ザムザ阿佐ヶ谷で鬼頭哲ブラスバンド

そんなわけで、行ってきました阿佐ヶ谷へ。鬼頭哲ブラスバンド、東京で2度目の、そしてぼくにとってははじめてとなる演奏会。 ここ2週間ほど、今日のライブのことを考えない日はなく、指折り数えて楽しみにしていました。当然、期待のふくらみ方も尋常ではな…