品出し短信

古地図、古絵葉書大放出!

以前、買取りに伺ったときに戴いてきた一袋の古絵葉書。

面出し再考

ここしばらく日本の小説棚の本が売れません。新入荷棚すぐ左の比較的新しめの本を集めた棚。動きが悪いのは他も同じですがここは特に膠着状態で、そのわりには結構あれこれ入ってくるので完全に糞詰まりとなっています。並んでいる本に魅力がないのならまあ…

人文の500円均一棚には

たとえばこんなものがあります。 テロル機械/ローラン・ディスポ(現代思潮新社)カバーなし レスボスの女王/ジャン・シャロン(国書刊行会) 神と歌の物語 新訳古事記/尾崎左永子(草思社) 波状言論S改/東浩紀 編著(青土社) 新フェミニズム批評/E.…

モーツァルトのCDいろいろ

どうにもこうにも本の出し場所がなくなってしまったので、今日は中古CDに専念。とくにクラシックはここしばらく(ひょっとしたら半年くらい)まったく出していなかったので、まとめて出しました。4分の3くらいはモーツァルトで、なかでもオペラの全曲盤が8セ…

うれしい便り、古本屋の喜び

一昨日は文庫本を、昨日はハードカバーを、それぞれまとめて出しました。そして今日は定休日恒例の棚の整理。まったくもって先週と同じことをやってるわけですが、それこそがバンバン品出ししている証し。本当はもう少し様子をみたい本についても、どんどん…

洗濯とボラ・デ・ニエベ

非番なので朝から洗濯したり、掃除したり。 掃除は苦手ですが、洗濯は好きです。楽しそうにやってるからでしょうか、玄関前の路地で脱水されたもののシワを伸ばしていると、いつも近所のおばちゃんに「ほんと洗濯好きねえ」と声をかけられます。実際は、いま…

AirMac Express 導入

先日、定額給付金戻ってきた税金でAirMac Expressを購入し、自宅でのネット環境が無線(なおかつ2台同時接続可)になったのですが、本日店でも無事設定を終え、仕事の環境が大改善されました。これまではレジ付近でしか繋げなかったので、集中して調べものを…

人文書を100冊出し、100冊間引く

人文系の本を100冊ほど出しました。2冊以上出した著者の名前を挙げていくと、木田元、青柳いづみこ、網野善彦、加藤典洋、坪内祐三、川本三郎、エトセトラ。本日の品出しには値の張るものや店頭で目に付きにくいものを中心にアップしましたが、それ以外にも…

Reggae King of the World

今日は買い取りは少なめ。黙々と出しました。本日の品出しにあげたなかでは、ボブ・マーリーのものが断然おすすめ。デザイナーのTroy Caineという人の仕事っぷりが素晴らしく、散りばめられた写真を眺めるだけで音が聞こえてきます。 アップしなかったものの…

職場復帰

ほおずき市も無事終わり、本日職場復帰いたしました。ほおずき市については、谷根千ウロウロさんの下記のエントリに、とても美しい写真と気持ちのこもった文章が載っています。ぜひご覧ください(ぼくの書いたものも引用されていて少々気恥ずかしいのですが…

100円以外の本も売れますように

南陀楼さんの仲介で、先週の水曜日浦和まで出張買い取りに行ってきました。目下店内はその際お預かりした本で溢れているのですが(1000冊は下らないと思います)、おとといの日曜日から少しずつ棚に出しはじめています。本当はすべての査定が終わってから出…

ゴロワーズを吸ったことがあるかい

今日は気合い満々で出勤したんですけど、週明けはあれこれと雑務があってエンジンがかかったのは15時過ぎから。でも、ほぼ目論み通り出せました。主役はひと昔前の文庫本。主だったものは例によって本日の品出しにあげましたが、「アップするほどではないけ…

スモール・フェイセスを聴きながら買い取りの査定

今日は丸一日買い取りの計算に充てました。大口の預かりが2件残っていたのですが、「計算はいつでもいいから」というお言葉に甘えてしばらく待っていただいていたもの。よって、以下は昨日の品出しについてです。 めぼしいものは例によって本日の品出しで。…

均一棚刷新

2日遅れのご報告ですが、水曜日の話。定休日で、例によって店内で在庫整理。在庫整理というのも便利な言葉ですが、具体的に何をしているかというと、まず、長らく売れていないものを見切って均一に回したり、そのために均一棚からあぶれてしまった本を処分し…

「本日の品出し」の歴史的転換?

昨日と今日の本日の品出しを見ていただけば一目瞭然ですが、もう片っ端から出してます。これまでは一度に大量に出すときでも繋がりとか一貫性とかを考え、「本日の品出し」も一日がそれなりに脈絡をもつように並びを工夫したりしていたのですが、溢れかえる…

シビル・シェパードと言えば

『こちらブルームーン探偵社』ですが、今回出したのはスタン・ゲッツを従え唄を披露した『マッド・アバウト・ザ・ボーイ』。なんと紙ジャケであります。確かに雰囲気のあるジャケットで、ぼくも昔アナログ盤持ってましたけど、こんなのものまで紙ジャケCDの…

『1995年 未了の問題圏』

つい最近、遅蒔きながら『中村屋のボース』を読んで、中島岳志という人に俄然興味が湧いているところ、この本が入ってきました。横浜市立大学教授の中西新太郎が「ちょうど20歳前後で95年を迎えている」人たちと対談してます。75年生まれの中島岳志もその一…

岩波文庫300冊

昨日、大放出しました。内訳は、赤帯が100冊とちょっと、緑、青帯がそれぞれ80冊くらい。あと、白、黄帯と別冊少々。もっとも、ここ15年ほどの間に出たものばかりなので実際に帯がついているものは皆無ですが、それでも版元品切れのものが50冊くらいはありま…

「世界」(岩波書店)バックナンバー

2007年4月号から2009年6月号まで、全部で21冊。1冊100円です。揃いではなく、ところどころ抜けがあります。 あと、別冊も2冊。一昨年の「北朝鮮核実験以後の東アジア」と、最近出た「世界経済危機と東アジア」で、こちらはそれぞれ315円です。 「世界」なん…

「週刊FM」と「スイングジャーナル」

「週刊FM」は200冊ほど、「スイングジャーナル」は100冊ほど出しました。1冊100円。どちらも1970年代後半から80年代前半にかけてのものです。「スイングジャーナル」は今のところ10年分くらいが揃っています。ジャズにとって必ずしもよい時代ではなかったわ…

熊楠がいっぱい

その後、22時半頃まで品出し。一箱前の最後の悪あがきが連日続いています。途中、一箱助っ人のSさんご夫妻が来店。なんでも5月3日にご自分が担当する大家さんの下見に来てくださったとのこと。ありがたいことです。先日出したパシフィカ刊の名探偵読本シリー…

文庫!文庫!文庫!

しばしご無沙汰しました。この間、阿佐ヶ谷での『路字』のトーク・イベントなど書いておきたいこともあれこれあったのですが、一箱古本市当日に向け日記書いてる暇があったら品出しモードに入ったため、断念しました。すべてが終わって落ち着いたら「ぼくの…

『室内』32年

雑誌『室内』(工作社)が大量に入荷いたしました。 うちの店にこれだけまとめて入ることは滅多にないことなので、一冊ずつバラで出す前に一括購入してくださる方をお待ちすることにしました。 1974〜2005の32年分から354冊で、価格は税込で30,000円です。(…

全集いろいろ揃ってます

夕方出勤したら、ちょうど『鈴木大拙全集』が売れたところで、山崎と神原がダンボールに箱詰めしてました。持てるだけ持って帰っていただいて、残りの分の送料はサービスしたとのこと。実は今週は『アリストテレス全集』も売れたのですが、この手のものは基…

文庫の思想書たくさん出しました

平凡社ライブラリーとか、ちくま学芸文庫とか、講談社学術文庫とか、まあその手の文庫本を50冊ほど出しました。一番多いのは柄谷行人で16冊。ほかにもサイード、バフチン、デリダ、木田元、多木浩二など、いろいろ。また、同じような系統のハードカバーもあ…

中古CD大量放出!

本日の品出しにはアップしませんでしたが、久しぶりに中古CDをたくさん出しました(たぶん100枚以上はあったんじゃないかと)。以下、主だったものをアーティスト名のみ列記します(出した順)。 セルジオ・メンデス・トリオ、アート・ペッパー、ブレッド、…