イベント

「芥川龍之介」作品 読む、踊る、奏る

或日の暮方のことである。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。 広い門の下には、この男の外に誰もいない。唯、所々丹塗りの剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男の外にも、雨やみをする市女笠…

 『世界屠畜紀行』出版記念フェア

先日、試作人として作らせていただきました。アザラシの毛皮で作る冊子本(写真)。アザラシって、思ったよりも長い毛で覆われてるんですね。でもって、作業するときの、これまでに触ったことのある陸上動物とはまた違った手触りというか、手応えは、なかな…

「芥川龍之介」作品 読む、踊る、奏る

イベントが決まりました。芥川作品の朗読と、踊り、ギターがどのように融合するのか・・・、はたまたしないのか・・・。スリリングな年明けになりそうです。 1914年(大正3)芥川が越してきたことにより田端は文士村となっていったわけですが、期せずして来…

秋も一箱古本市

「秋も一箱古本市」でぼくのハートを捉えた「古本すなめり」のおふたりが、新たな一箱を携え、おみえになりました。ほうろう賞の副賞で、今日から一ヵ月間(11月26日まで)、彼らの箱がほうろうに置かれます。場所は入口すぐ右手、古書モクローの入っている…

秋も一箱古本市

8時起床。ちょっと曇っていますが、お天気は持ちそう。ほんとによかった。頑張っている人を天は見離しません。春、雨に降られたのは、僕たちが「きっと降らない大丈夫」と安易に構え、雨対策をきちんとしなかった報いだったのですよ。中村さん、石井さん、本…

UZO展

はじめにひとつ、22日のセールのことで、書き忘れがありました。委託品は割引の対象にはなりません。すみませんっ。 さてさて、『UZO展』のようすを写真に撮りました。 ウインドウから、店に入ってぐるっと周る感じでアップしたかったんですが、順番がめちゃ…

UZO展

14日土曜日から、谷中芸工展が始まってます。 今年の古書ほうろうでは、「オルタナマンガミニコミ UZO展」を開催しています。 ミニコミ『UZO』は、1冊のインパクトもすごいけど、今、店には、そこから飛び出したメンバーそれぞれの個性が、あちこちに散らば…

友部正人ライブ

いよいよこの日がやってきました。ドキドキしてます。 11時に出勤。間もなくやってきたミカコと直ちにレジを交替し、まず駒込大観音光源寺へと向かいます。アンプとマイクをお借りして、その足で今度はブリックワンへ。こちらではゴザの上に敷く長座布団を30…