秋も一箱古本市

koshohoro2006-10-27

「秋も一箱古本市」でぼくのハートを捉えた「古本すなめり」のおふたりが、新たな一箱を携え、おみえになりました。ほうろう賞の副賞で、今日から一ヵ月間(11月26日まで)、彼らの箱がほうろうに置かれます。場所は入口すぐ右手、古書モクローの入っている棚の斜め前。しのばずくんの看板が目印です。

 今日のところは全部で38冊。あんな本やこんな本が、きれいな木箱に隙間なく収まっているさまはなかなか見応えがあります。詳しいタイトルはご覧になってからのお楽しみということで、とりあえず目に付いた作者の名前だけをを挙げておきましょう。まずハードカバーでは、つげ忠男小林信彦間章古山高麗雄真鍋博山口瞳海野弘川上哲治リチャード・ブローティガンポール・ウィリアムズトム・ウルフなどなど。文庫本は、講談社文芸とちくまを中心に、上林暁辻潤植草甚一といったところ。値段も良心的なので、たぶんすぐに売れてしまうでしょうけど、期間中は週に一度くらいは補充にみえるとのことなので、乞うご期待。ぼくも楽しみです。

(宮地)