「こまものやさんからのお便り」マッチ箱入り豆カード
先週末から始まった天野みかさんのイラスト展「こまものやさんからのお便り」。
初日が「秋も一箱古本市」ということもあり、たくさんの方にお運び戴いています。ありがとうございます!
展示は全部で41作品。全部見つけてくださいね。
さて本日は、手作りグッズをご紹介!
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活版印刷つるぎ堂、古書ほうろうへ出張〈秋〉
夏の出張ワークショップでご好評いただきましたつるぎ堂さんによる、ワンコインで活版印刷機体験ができるワークショップをこの秋も開催いたします。
つるぎ堂さんはイラスト展「こまものやさんのお便り」にて、カード類の印刷を引受けてくださっています。
今回のワークショップでは、こまものやさんのイラストを4柄、凸版におこしてご用意いたしますので、そこから1柄お選びいただき、無地のコースター5枚に印刷していただきます。
イラストは、こちらの4柄に決まりました。凸版で刷るとまた違った雰囲気に仕上がるはず。たのしみです。
こまものやさんコースターは、ワークショップのみのお取り扱いとなります。
〈10/15追記〉初日終えました。こんな感じに仕上がっています。いい風合いです。
明日は刷り色が変わるかも?!
- 講師 活版印刷 つるぎ堂 多田陽平
http://tsurugido.dtiblog.com/
http://twitter.com/usturigod
- 日時 2011年10月15日(土)、16日(日) 15〜18時
- 費用 500円(材料費込み)
※ご予約は不要ですが、込み具合により多少お待ちいただく場合もございます。
イラスト展「こまものやさんからのお便り」
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芸工展2011 参加企画
イラスト展
こまものやさんからのお便り10月8日(土)〜23日(日)
月〜土 12時〜23時/日・祝 12時〜20時/水曜定休
古書ほうろう店内にて 地図⇒*
東京都文京区千駄木3-25-5 ☎03-3824-3388天野 みか(こまものや:http://twitter.com/comamonoya)
児童書専門店、児童書版元、児童書と人文書半々版元を経て、現在は人文書版元勤務。エッセイやノンフィクションの書籍を作っています。
自分の描いたイラストたちが、こうして新たなよそおいで皆さまのお目にかかれるのは、なんだか夢のようです。
天野さん在店予定日
下記の日はお飲物の持込みOKです。天野さんとおしゃべりしつつ、ゆっくりご覧ください。
10月8日(土)、9日(日)、10日(月祝)
15日(土)、16日(日) … つるぎ堂ワンコインワークショップ開催日です。
21日(金) … 20時より「吉上恭太のサウダージな夜」ライブもあります。
※時間帯などは当店までお問い合わせください。・・・・・・・・・・
関連イベント
つるぎ堂ワンコインワークショップ
10月15日(土)、16日(日) 15時~18時 詳細はこちら⇒*
活版印刷のつるぎ堂さんが、こまものやさんのイラストを使って、気軽に印刷体験ができるワークショップを開催してくださいます。ご予約不要のワークショップです。・・・・・・・・・・
期間中のイベント
吉上恭太のサウダージな夜 第13回
10月21日(金)20時より 詳細はこちら⇒*
こまものやさんのイラストが飾られた店内で、お馴染み恭太さんのサウダージな夜でのんびり過ごされるのはいかがですか。
演奏中は、展示箇所により見づらい部分もあるかと思いますので、余裕を持ってご来場くださることをお薦めします。こまものやさんこと、天野みかさんも来てくださる予定です。
写真集『女川海物語』
小岩勉写真集 女川海物語 おながわうみものがたり
カタツムリ社 1992年初版
2,400円(税込み)
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原発のある漁村、ということを知らずにこの写真集を開けば、日本の漁村の原風景といえるようなのどかな風景とともに潮のかおりが鼻の奥に甦り、人々の、笑い声が聞こえてきそうだと感じるかもしれません。
岩手県一関市の山村に育ち、仙台に住む著者が、原発のある漁村、宮城県牡鹿郡女川町に通いながら、そこで出会った人々の話に耳を傾け、そっと寄り添うように日常を切りとった写真は、あくまで静かです。
しかし頁をすすめると、おだやかな風景の中に、原発阻止の旗を持つ人々の背中が突如現れ、のしかかる現実を知らされます。(使用済核燃料排出の日)
原発建設計画が上がった時、人々はみな反対だった。それを電力会社の社員が一軒一軒回った。
「原発ができたことで、昔からの、浜の人間関係をメチャメチャにされてしまったんだよ。だから…あのとき反対したのが良かったのか、そうでなかったのか…」(あとがきより抜粋)
女川原子力発電所は、1984年営業運転を開始。掲載されている写真は、1988年から1991年にかけて撮りためられたものです。
今年の6月、〈Book!Book!Sendai〉の一箱古本市に参加するため、私たちは仙台に行きました。その時訪ねた、〈書本 & cafe magellan(マゼラン)〉さんで、そろそろ帰ろうと店長の高熊さんにご挨拶をしていたときに、この写真集と出会いました。
生活に追われ、流されていく日々の中で、立ち戻る場所を示してくれている写真集だと思いました。自分たちの店にも置き、ひとりでも多くの方にご覧いただくことが私たちの役目だと思っています。
この写真集の版元であるカタツムリ社は、仙台の〈火星の庭〉の前野久美子さんのブックカフェ開業の背中を押した師、8月に逝去された加藤哲夫さんが創られた出版社です。
この6月には加藤哲夫さんの書かれた『市民のネットワーキング 市民の仕事術 I 』『市民のマネジメント 市民の仕事術 II 』(各 987円)が、仙台文庫シリーズとして刊行されましたので、そちらも併せて取扱いをはじめました。
前野久美子さんの『ブックカフェのある街』は再版が決まり、これまで版元のメディアデザインさんで取り置いてらした交換用の在庫を出荷できますとのご配慮を戴きましたので、『齋正弘さんの『大きな羊のみつけかた』とともに再入荷ししています。
拾いものとか戴きもの
昨日の休み。
知人の個展に出掛けようと、自転車のペダルを踏み込んだ瞬間、眼の端にガラスのショーケースが。角の解体中の物件だ。
4年ほど前私たちが今の家に越して来た時すでに、下ろしたままのシャッターに長い歳月が感じられ、化粧品屋であったろう看板は色褪せ、ひしゃげていた。