萬福亭
一年のほとんどが古本屋、しかしここ数年、一年のうちの数日だけは萬福亭という顔を持っておりますミカコです。こんばんは。
はて、なんのことかと申しますと、団子坂上の駒込大観音光源寺で毎年7月の9、10日に開かれるほおずき千成り市のお祭りで、食べ物をつくらせてもらうようになったのをきっかけに、ここ数年はエスニック風味のチキンライスてのを作らせていただくようになり、昨年は水族館劇場のテントの前でそっと茶葉蛋(チャー イェ ダン/卵の烏龍茶煮)を売らせてもらったり、萬福亭というのはそんなときに使っている屋号なのであります。
この度、とてもありがたいことに、「わめぞ」のメンバーであり昨年ほおずき市にも参加された旅猫雑貨店さんにお誘いをいただき、萬福亭初の外売りに挑戦です。メニューはチキンライス。
場所は、開催日まであと2週間をきった、4月5日(土)の「月の湯古本まつり 〜銭湯で古本浴〜」。詳細はこちら。
「月の湯」は目白台にある昭和8年創業、東京の中でも最古参に入る銭湯です。
当日、女湯では古本市、男湯では豪華2本立てトークショーが開催され、男湯脱衣所ではカフェもオープンします。
勘違いした友人が「えッ、男湯入れるんですかっ!」と眼を爛々とさせていましたが、この日は銭湯の営業はお休みです。
カフェ部門で目白のムーズアポワンさんhttp://mws.holy.jp/blog/、乙女湯のたしなみさんhttp://otomeyu.exblog.jp/たちと萬福亭はご一緒させていただくのであります。
お寺とは違った環境で、(例えば古い木造建築であるため火は使えない、が、旅猫さんが電気コンロを貸してくださる)どんなふうにしたらいいかなと手順を考えたりするのは、ドキドキしつつたのしいことです。
限定40食です。40食って、限定なのか、という声もありますが、みなさま、どうか召上がってください。売れ残り、タッパーにてお持ち帰りは、寂しいんで。よろしくです。
あ、もちろん、古本も売ります。
不忍ブックストリートからは、お馴染み「古本けものみち」(南陀楼綾繁)http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/、初参加が「オヨヨ書林」(根津)https://www.oyoyoshorin.jp/と「古書ほうろう」です。お楽しみに!
写真はわくわくが高じて使うあてもないのに彫ってしまった消しゴムはんこ。
それと下は使う食材全部。
(ミカコ)
大蒜・生姜・鷹の爪・大葉・ピーマン・ピッキーヌ(タイの唐辛子)・ナンプラー・醤油・酒・黒胡椒・サラダ油で調理した鶏もも肉を汁ごと、ガラスープで炊いたごはんに打っかけて、香菜を添えて、わしわしと食べるんです。