水族館劇場「鉱石の夢」展 12月3日まで

ウインドウを妖しく飾る、津田三朗の美術小道具。道往く人の目を惹いています。
古書ほうろう店内では、水族館劇場2011年公演「公然たる敵 ロストノスタルジア」の掉尾を飾る「鉱石の夢展」が開催中です。

 近藤ちはるのグラフィックス


中原蒼二の写真





















 

「津田三朗の技」
水族館劇場とは古くからのつきあいのある氏の活動の幅は広く軽やかで、今年のカンヌ国際広告祭 金賞を受賞したNTTドコモのCM「森の木琴」では、wood engineerとして参加している。
今回の展示では、氏の製作した水族館劇場のなくてはならない妖し気な美術小道具をウインドウに展示。
津田三朗さんが溶接して作られた鉄のヒトガタもお預かりしています。


「もうひとつの近藤ちはる
2005年JAGDA 新人賞を歴代最年少で受賞したデザイナー。駒込大観音光源寺での公演を観て、自ら宣伝美術を志願した。以来、「谷間の百合」公演から、ポスター、チラシ、チケットに至るまで、水族館劇場と客、内と外を繋ぐ役目を徹夜で担っている。
今回の展示では、近藤ちはるグラフィックのペナントが古本屋の店内を彩っている。


中原蒼二の見た幻」
鎌倉の立ち飲み屋「ヒグラシ文庫」の店主であり、水族館劇場桃山邑、千代次らとは曲馬館時代からのつきあい。氏のブログ「吹ク風ト、流ルル水ト」ではその写真の腕も広く周知されることとなった。
今回の展示では、水族館劇場制作の合間にシャッターをきった瞬間17枚が店内にちりばめられている。