港の人の活版印刷詩集・歌集と印刷体験

 港の人さんは、活版印刷詩集の自費出版プロジェクトを手がけており、今回のフェアでも詩集と歌集3冊並んでいます。
 今日はその3冊のご紹介と、それにちなんだイベントへのお誘いです。
 今日、明日と、当店ではおなじみのつるぎ堂さんに出張していただき、どなたでもワンコインで活版印刷体験をしていただける時間を設けました。お子様でも大丈夫です。お誘い合わせのうえお運びください!
 今回のためにつくった凸版、数種からお好きなものを選んでいただき、ミニカードを印刷します。

ワンコインで活版印刷体験
7月17日(日)、18日(日祝) 15時〜18時 1回500円(材料費込み)予約不要
※活字を組んで栞をつくる定員制のワークショップもあります。
詳細⇒http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20110701/p2

どれも控えめながら手に寄り添うような造本です。写真でなく、ぜひ手にとってその雰囲気を味わってください。



歌集 『鈴を産むひばり』
光森裕樹 著 2,310円
2010年  装幀/関宙明  活版印刷/内外文字

1997年兵庫県宝塚市生まれ。いま注目の新鋭歌人の第一歌集。現代社会の何気ない風景を、リアリティあることばで歌う。第54回角川短歌賞受賞。著者サイト⇒http://www.goranno-sponsor.com/
 


詩集『夜の甘み』
伊藤啓子 著 2,100円
2010年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

山形在住の女性詩人、新境地の第4詩集。
 



詩集『草地の時間』
村野美優 著 1,575円
2009年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

村野美優の第3詩集。吉田文憲・中本道代による栞付き。第2詩集『セイタカアワダチソウのうた』も港の人刊。販売中です。