新生 水の底楽団、いよいよ御披露目

 どうもごぶさたしております。古書ほうろうの宮地です。「暑い、暑い」と言ってるうちに8月も半分以上が過ぎ去ってしまいました。この2週間ばかり、内田吐夢の『たそがれ酒場』を観たり植草甚一の100回目の誕生日を祝ったり寒空はだかさんのショーに腹を抱えたりといろんなことがあったのですが、「ビール、ビール」と言ってるうちに毎日夜は更けてゆき、なーんにもご紹介できませんでした。残念ですが、それが夏というものだし、何よりぼくという人間なんでしょうね。

 とまあ、そんなことはさておき、ほうろうでは、いよいよ今日明日と2日続きのイベントを迎えます。まず今日は、新生なった「水の底楽団」の御披露目ライブ。ご存知近藤十四郎の唄の数々が、廣政隆士のギターと尾形慶次郎のベースと絡み合うことで、どんな風に生まれ変わるのか、とても楽しみです。また、今日はもうひとつ、夏限定の特別企画として「ほうろう生ビール祭」も同時開催いたします。何の因果かこの夏一番の涼しさとなってしまいましたが、大丈夫。夏の間店内に籠った熱気はまだまだ健在ですし、何より水の底楽団の、バンド名とは裏腹の熱い唄と演奏が、ぼくたちをビールのおいしいからだにしてくれるはずです。ハンマー投げもいいですけど、それは録画したのを帰ってから観ることにして、まずはほうろうまでお出でください。19時開演です。