初「旅ベーグル」

こんばんは、ミカコです。
やっと春ですね。けれど花粉が・・・。

昨日は一箱古本市でお手伝いしてくださる助っ人さんの顔見せ会。
これまでに比べ募集を開始してからの反応が少なく、大丈夫なのか一箱と、実行委員一同言葉にできない重い空気を纏っていたのだが、集合場所の谷中コミュニティーセンターには20名くらいの人が来てくださった。
1時間ほどで大まかな説明を済ませ、場所を日暮里の弥々亭に移し、ここから参加する人も交え今日のメインである飲み会に突入。まだ明るい夕方5時から、円卓2台をみんなでぎっしり取り囲む姿はなかなか壮観でした。和やかな雰囲気で楽しいひとときとなりました。みなさまお忙しい中ありがとうございました。これからよろしくお願いいたします。


今日は宮地と交代で店番を途中で抜けて、一箱当日や一箱weekに参加してくださるスポットにあれこれ確認に。
今週は水曜日にほうろうでも水族館のイベントがあるので、ほんとはこのところ買取りでてんやわんやの店の片付けに充てたいのだが、しのばずも印刷物の関係で日程に余裕がなくなっているので動けるときに動なくては。
それぞれ対応してくださる方々がとても協力的に接してくださるので、なんとか終わるまでがんばろうという気持ちを維持できている。みなさん、本当にありがとうございます。


で、タイトルに戻って初「旅ベーグル」(http://www.tabibagel.com/)の話。
昨年忘年会でclassicoさんのご紹介でお会いして以来、やっと行くことができた。
もちろん買うつもりで4種類(ふだんは3種類のようだ)と名まえを忘れてしまったけどひよこ豆のペーストをお願いすると、「今日はどうぞ」とプレゼントしてくださる。あれもこれも欲ばってしゅみません・・。でもせっかく戴いたので、そのあと行くことになっている映画保存協会さんにもお裾分けすることに。
「旅ベーグル」さんはお店のふたりの醸し出す雰囲気がとてもよくて、ほかのお客さんとのやりとりをBGMに高い天井を仰いだり、窓からへび道を眺めていたら、ギリシャのどこかの島の今となってはほんとうに行ったかどうかも定かでないパン屋さんが目の前にふんわり浮かんできた。シンプルなパン1種類だけケースに並べていた坂の途中のギリシャのパン屋さん。
「旅ベーグル」さんは売っているものの説明書きもなんともユーモラスで、ひとつひとつ目を通しているうちにバタバタ走り回ってきりきり舞いの頭に酸素が入ってくるのだった。

で、そのお味は、
ひゃ〜っ、うまうま!もちもち!
ベーグル食べて生まれて初めて「美味しいーっ」と声をあげてしまった。
いただいたのは中近東にひとっ飛びする「デュカ」と、確かいちじくとナッツのベーグルを宮地と半分ずつ。ひよこ豆のペーストも美味しい。なんだかふたりの笑顔が見えてくるようだ。

昨日ご一緒したトンブリンさんも、旅ベーグル美味しいですよー、と太鼓判を押されていたものな。これは人に教えたくなるですよ、確かに。

しばらくは土、日だけの営業のようです。
とても小さくてかわいらしいベーグルやさんの扉を開けると、ほんとに「旅」が待っていたのでした!



(ミカコ)