十条にシネマカフェオープン!

35ミリ映写機を備えた、シネマカフェがこの9月十条駅前にオープンしました。
2006年5月に「十条子どもイベント 小さな映画会」を運営された柳田さんが、ついに、念願の、大の映画好きもちょっとだけ好きな人も気軽に集える巣のような場所をかたちにされました!
映画の上映はひと月に1本を目処に、一週間程度の上映をされる予定だそうで、上映のない日はカフェとして営業されています。
カフェの担当はフードアーティストのEAT&ART TAROさんという方。宮地と私は上映中の映画に合わせて作られたキューバ料理の特別プレートをいただきましたが、もうものすごく美味しかったです。飲み物の種類も豊富で、ビールはバス・ペールエールの生もあって、嬉しい限り。

11月の上映はもう終わってしまったのですが、1日から5日まで「永遠のハバナ」が上映され、配給元のアクション代表の比嘉世津子さんのトークもあるということで、休みの日に出掛けてきました。
監督自らドキュメンタリーフィクションと呼ぶ手法で、台詞、ナレーションは一切なし。市井の人々の、朝起きて夜眠りに就くまでを追った映像と、街の音、音楽で構成されています。
キューバでの映画祭では、唯一地元のおばちゃんたちがエンドロールで席を立たず(次の上映に向かわず)、拍手を送り続けた作品だそうで、見終わってから自分の中で熟成していくようなじんわりと染み入る素晴らしい作品でした。

上映もカフェも楽しめるお店です。
お出掛けください。

(ミカコ)

Cinecafe soto

東京都北区上十条2-27-12 B1
http://www.cinecafesoto.com/

11:00〜23:00(ラストオーダー22:00)
ランチタイム 11:00〜13:00
毎週火曜日定休