「影と色彩の魅惑 ワヤン」


東京家政大学博物館 特別企画展「影と色彩の魅惑 ワヤン」

場所:東京家政大学博物館 東京都板橋区加賀1-18-1 埼京線十条駅より徒歩7分
   http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/

日時:平成19年10月18日(木)〜11月15日(木) 日曜休館
   9時30分〜17時 金曜日は18時まで(入館は閉館の30分前まで)

観覧料:無料

会期中イベント:『ワヤン・クリの実演とガムラン演奏』
         11月14日(水)13時と15時より開催


 インドネシアの影絵芝居として有名なワヤンの展示と実演、ガムラン演奏を見てきました。
 日本でのワヤン研究第一人者である松本亮氏のコレクションから多数のワヤン人形が展示されています。
 半透明に鞣した水牛の革に、何種類ものノミを使い分けて打ち抜くミリ単位の繊細な細工と絢爛な彩色は目を見張る美しさです。

 期間中のイベントは上記の11月14日のみとなってしまいましたが、影絵芝居のワヤン・クリだけでなく、木偶人形芝居のワヤン・ゴレの人形や、中国、カンボジア、トルコなどの他国の影絵人形や、石版画で刷られた人形の原画も多数あり、展示だけでも贅沢な内容です。一度にこれだけ見られる機会は、そうそうないのではないかと思われます。

 細かい手仕事って、ほんと、いくらでも見ていたい気持ちになります。興味ある方は是非。

(ミカコ)