買ってばかりじゃマズいのだけど

 最近このカテゴリも本日の品出しも滞りがち。でも決して暑さにやられてサボってるわけではなくて、大量の持ち込みが続いてその整理と査定に追われているのです。昨日は運び込まれた本が店に入りきらず、とうとう店先に段ボールを並べて仕分けをすることに。10箱ぐらいはあったから、もうパッと見なんちゃって一箱古本市で、通りがかりに箱を覗いていく人もちらほら。で、いっそのこと毎週日曜日は青空均一市にしちゃえばいいのかも、と本気で考えてみたり。平日だとマンションの管理人さんに怒られちゃうけど日曜ならゲリラ的にやれないこともない。相変わらず売上げはちょぼちょぼで本を出すスペースは慢性的に不足してるし、これは一挙両得どころか一石三鳥ぐらいの大名案だ、とか盛り上がることしきり。でもほんとにやるんだったらそれなりに告知しないと誰も来てくれないだろうし、だとするとゲリラ的ってわけには行かないよなあ。

 というような妄想をしながら今日も一日中査定。その合間に出したわずかな本の一部を本日の品出しにアップしましたので、よかったらご覧ください。それ以外ではハヤカワ・ミステリも10冊ほど。ポール・アルテを3冊と、あとはクイーン、ウールリッチ、カーター・ディクソンなどの古典。ウールリッチは創元推理文庫アイリッシュ名義のものも4冊出しました。ぼくは昔からこの人が好きで、でもぼくも含めてファンはみんな男だろうとずっと思っていたのに、昨日女性のお客さんがたくさん持ち込まれてちょっとびっくりしました。

(宮地)