さてと

七夕、七夕、今日は七夕、と7/7を書くたびに頭のなかで唱える。

雲はきれた。織り姫と彦星の年に一度きりの逢瀬は叶ったのか。

重みで笹が折れそうなほどの願いごとがあるよな、ないよな。

削ぎ落とすように加齢したい、自分はできるんだと思っていたが、纏って、纏って、着ぶくれしている。
そんな生易しいことではなさそうだ。
せめて着ぶくれしてる自覚だけは削ぎ落としてしまわないように自戒。

(ミカコ)