旅猫雑貨店と立石書店

 不忍ブックストリートに縁のある方々のお店がオープン!

一箱古本市」では、店主として、専従スタッフとして、助っ人として、不忍ブックストリートの縁の下の力持ちとして大活躍してくださっている「旅猫」さんが、雑司ヶ谷に、和雑貨と古本のお店「旅猫雑貨店」をオープンされました。祝開店!!!
 旅猫さんとは不思議なご縁があって、大観音の「ほおずき千成り市」では、包丁研ぎのお兄さんに「タビネコの兄です」といきなり自己紹介されたことがありました。あの時はあまりに唐突で、タビネコ=旅猫が繋がらず目が宙を漂ってしまったんでした。そういえば今年のお祭りの時には、妹は昔から都電の走る街に憧れがあって、いいとこ見付けたらしいから、今年はこっちには顔出す時間ないかもしれないなー、とおっしゃってたのを今思いましました。(お兄さんは時々、よみせ通り春木屋さんの前でもお店出してますよ。)
 雑司ヶ谷に物件を見つけ、少しずつ自力で改装していくようすを、雑司が谷 路地裏縁側日記で拝見するのが、最近のわがブログライフのお楽しみ。「旅猫」さんの人柄ゆえだと思うのですが、ご近所の方たちが何かと気に掛けてくれているようすなども行間から伝わって来て、ほのぼのしてしまいます。
 場所は、たぶん、池袋の古書往来座さん(不忍ブックストリートがお世話になってますっ)から明治通りを南に数歩、ミニストップを左に曲がって、弦巻通り沿いをてくてく歩いていった右手。私もまだ行ったことがないので所要時間などはわかりません。旅猫さんからいただいたご案内には、雑司ヶ谷の路地から路地へ、どうぞ迷子になってください、とありますので、同じく路地の町の住人として、ここではあまり詳しく書かないでおきましょう。漱石眠る雑司ヶ谷霊園鬼子母神なども近くのようです。
 ※午後1時〜19時 毎週月曜定休(臨時休業あり) 旅猫雑貨店ホームページはこちらから

 第一回目で店主をしてくださった立石書店さんが、早稲田に移転、12月26日オープンです。
 それに先駆け12月21、22日はオープニングイベントが開催されます。特別企画として、南陀楼綾繁『路上派遊書日記』刊行記念けもの道放出セールもあるそうです。古書モクロー一箱古本市、出張一箱は、仙台、福岡、と、ここ2年くらい?で蔵書を手放し続けている南陀楼氏。売ってもよさそうな本はだいぶ売りつくした模様で、あんまり売りたくない本の山を切り崩し始めてる、らしいです。(不忍ブックストリート風の噂)狙い目かも、です。
 詳細は下記をご覧ください。

■■立石書店オープニングイベント 古本市/夜・昼■■
◎日時
12月21日(木)〜22日(金)
21日(木)古本市・夜 19:00〜23:00
22日(金)古本市・昼 12:00〜17:00
◎会場
立石書店(メープルブックスのあった場所)
新宿区西早稲田2−1−2−1階(電話番号は後日発表します)

◎特別企画
『路上派遊書日記』刊行記念 南陀楼綾繁けものみち」放出セール
南陀楼さんの蔵書から約300冊を放出予定。

◎参加書店
海月書林 http://www.kurageshorin.com/
古書現世(早稲田)
三楽書房(早稲田)
にわとり文庫西荻窪
古書往来座(池袋)http://ouraiza.exblog.jp/
ハルミン古書センター(浅生ハルミンhttp://kikitodd.exblog.jp/
書肆アクセス(神保町)http://plaza.rakuten.co.jp/accesshanjoe/
リコシェ http://www.ricochet-books.net/
旅猫雑貨店(雑司が谷http://tabineko.seesaa.net/

立石書店の正式オープンは26日(火)となります。
急遽、蟲文庫さん(岡山県倉敷)http://homepage3.nifty.com/mushi-b/も参加することが決まりました。蟲さんの本が早稲田で買えますぜ。


古書現世のブログより

 最近、早稲田、目白、雑司ヶ谷、あたりから賑やかな風が吹いてきてると思ったら、こんなわけだったのか!寒いけど、閉じこもってる場合じゃないね。

(ミカコ)