いろはに木工所の山下さんが監修した本


「実のなる木」でつくるカトラリー
10種類の木材で13の食器をつくる
スタジオ タック クリエイティブ 2011年8月発行 1,995円(税込み)




谷中にあるいろはに木工所の山下純子さんが監修された本のお取り扱いをしています。
サクラ、ケンポナシ、ウメ、ミカン、ツバキ、トチ、クリ、オリーブ、クルミ、イタヤカエデの10種類の「実のなる木」で、箸をはじめ、スプーンや豆皿などの作り方が、多くの写真を使って、解りやすく書かれています。
樹木の説明や、材木としての特徴、硬いとか加工しやすいなどの解説もります。


下の写真は、2006年のゴールデンウィークいろはに木工所のワークショップに参加して削ったお箸です。
 

ちょっと見づらいかもしれませんが、下のページにある、手前を机の縁に引っ掛け、向こう側がストッパーになっている作業台を使うと、力が分散しないでつくりやすかったです。そんな便利な作業台の作り方も、もちろん掲載されています。
ほかには、漆仕上げのことや、道具のことなど、素人のモヤモヤもやさしくフォロー!
ちょっと敷居が高そうだなぁ、と遠巻きにしがちな分野ですが、シュッ、シュッ、と削るたびに部屋が木の香りで満たされていく、あの快感は5年以上経った今でも忘れ難いです!この本さえあれば、家でも出来そうです。小皿とかつくれたらしあわせだろうなぁ・・・。