仙台の一箱古本市に出店します!

2年越しの夢が叶い、今週末、いよいよ仙台の一箱古本市に出店します。

Sendai Book Market 2011 一箱古本市
http://bookbooksendai.com/2011/bookmarket.html

不忍ブックストリートの一員として、一箱古本市の運営にはかれこれ10回以上携わってきましたが、実際に出店するのは今回が3回目。しかも過去2回は私物を売ったのに対し、今回は初めて店の本を出します。そんなわけで、どんな品揃えにするかひじょうに悩みましたが・・・。結局好きな本を持っていくことにしました。


で、ぼくの好きな本といえば、内容もさることながら装幀の美しいもの。たとえば、こんな本です。


 
 車谷弘『銀座の柳』(文藝春秋) 装幀:風間完 


 
 舟橋聖一『夜の美しさ』(講談社) 題字・装幀:高沢圭一 


以上2冊は、画家の手になるものですが、装幀家やグラフィックデザイナーの素晴らしい仕事もあります。


 
 蘆原英了『サーカス研究』(新宿書房) 装丁:田村義也


 
 『ピンター戯曲全集』第1巻(竹内書店) デザイン:杉浦康平


そして、尊敬する書き手の、もっとも美しい本。
 
 油井正一『増訂 ジャズの歴史』(東京創元社) 装幀:松田正久


こんな雰囲気の本を、50冊ほど用意しました。これらを肴に、みなさんとあれこれお話できたらうれしいです。せっかくのお祭りなので、お値段も正価より少し安め。買っていただければ尚うれしいですが、何はともあれ、ご来場お待ちしております。
(宮地)


【追記】
 ここで紹介したものを含め、出品した本の一部を、品出しした際のツイートとともに、togetterにまとめました。よかったら、こちらもご覧ください。

仙台の一箱古本市に持っていく本 http://togetter.com/li/152405