新入荷『雲遊天下』105号


『雲遊天下』105号
特集 映画を越えて
発行 ビレッジプレス 2011年2月
定価 525円(税込)

我らがとーさん、南陀楼綾繁さんの連載〔いつか、どこかで〕は、年末の新潟行き「旅は不器用」。読んでいてドキリとしたところを抜粋します。

 一言でまとめるなら「個性的な棚」ということになるだろうが、そういうことばではなんにも表していないだろう。セレクトショップと呼ばれる書店に行くと、たしかに、よく選ばれているし、雰囲気もいいのだが、どこかで見たような感じを受けることが多い。どこかに「理想の個性的イメージ」が蓄積されていて、おのおのの店がそれをダウンロードしているような……。
 うまく表現出来ないけど、北書店にはそんな類型的な個性化を拒否するところがある。今の世の中の支配的な空気である「ゆるふわ」とは違う、もっと地に足のついた店にしたいのではないか。

→北書店HP http://kitashoten.net/


10頁にわたる滝本誠インタビューは、聞き手・構成が岸川真さん。岸川さんの連載〔好きなことをすれば、人は死ぬ〕「アー・ユー・シリアス?」も、おもしろくて腹捩れます。

ここでちょっと宣伝ですが、岸川さんは、2月10日〜20日に開催される「一籠CD市」にも参加されます。こちらもどうぞおたのしみに。

と、話しがそれましたが、『雲遊天下』絶賛発売中です!

(ミカコ)