新入荷『ジャック・ドゥミとヌーヴェル・ヴァーグの故郷を訪ねて』
パリから向かうフランス映画の港町
ジャック・ドゥミとヌーヴェル・ヴァーグの故郷を訪ねて
シェルブールから、ロシュフォールまで
関根敏也 小出ゆきみ 著
2010年10月31日 リヴル・アンシャンテ発行
定価 1,890円(税込)
ジャック・ドゥミをこよなく愛すふたりが、ドゥミとヌーヴェル・ヴァーグの映画の舞台を訪れ、一冊の本をつくりました。
『ローラ』の舞台となったナントは、ドゥミの生まれ故郷ということもあり、映画では街や港の風景がとても効果的に美しく撮られています。ローラとカサールが会話を交わすのパッサージュ・ポレム(1843年築の3階建てアーケード・ショッピングセンター)の吹き抜けをぐるりと囲むバルコニーや、建物中央の階段は深く印象に残っていますが、もちろん現存していて、見取り図まで掲載されています!妻のアニエス・ヴァルダが撮った『ジャック・ドゥミの少年期』では、少年がカメラを買う古物屋がこの中にありました。
関根敏也さんと小出ゆきみさんの旅は、パリから西へ、カトリーヌ・ドヌーヴが美しい『シェルブールの雨傘』のシェルブールから始まります。
(ミカコ)
シェルブール
雨に塗り込められた、愛と別れの港町『シェルブールの雨傘』の舞台を訪ねて
ロシュフォール
愛と花、人生と幸福を歌う、出逢いの港町『ロシュフォールの恋人たち』の舞台を訪ねて
エクス島
『冒険者たち』の舞台、フォール・ボイヤールとエクス島を訪ねて
ナント
愛と幸福、ドゥミの青春が交差する港町、ヌーヴェル・ヴァーグの真珠『ローラ』の舞台を訪ねて
ジャック・ドゥミについて
ニース
うたかたと愛の欲望、映画と寂寞が交差する南仏の港町『天使の入江』の舞台を訪ねて
エズ・ヴィラージュ、モナコ
『泥棒成金』『天使の入江』の舞台、エズ・ヴィラージュ〜モナコを訪ねて
サン・トロペ
『素直な悪女』『サン・トロペ警官シリーズ』の舞台、サン・トロペを訪ねて