「だいこん洞」ほうろう支店、ただいま一箱出店中!

「秋も一箱古本市」で古書ほうろう賞を受賞された「だいこん洞」さんが、一昨々日より副賞として一箱出店中です。


 コシヅカハム前に出店された「秋も一箱」では、本のラインナップもさることながら、お客さんに楽しんでもらうためのあれやこれやがユニークだった「だいこん洞」さん。ぼくは山本昌の『133キロ怪速球』を買ったのですが、たった100円だったにもかかわらず、「当たれば50円引きのクイズやりませんか」というお誘い。なんという太っ腹、と喜び勇んでくじを引くと、こんな問題が出されました。

「次の3名のなかで、練馬区に住んでいない漫画家はだれか?」
松本零士
「ブー!ハズレです」

てっきり「練馬区に住んでいる」だと勘違いしてハズしてしまったのですが、でも否応なしに会話が生まれる趣向に感心させられることしきり。おまけに、買った本は練馬区の地図でつくったお手製の紙袋に入れてくださるし、江古田をテーマにしたフリーペーパーもプレゼントと、至れり尽くせりのもてなしぶりでした。


「だいこん洞」さんは、「練馬を徘徊している仲間が集まった図書部ユニット」。屋号もそうですが、ともかく「自分たちの好きな練馬をアピールするのだ」という気概に満ちていて、たぶんクイズも全部練馬がらみだったのだと思います。というわけで、今回のほうろう出店も、本が並んでいるだけではありません。
 まず、お買い上げ1冊ににつき、もれなく三角クジのお楽しみ。缶バッチ、豆本など、うれしいあれこれが当たります。もちろんハズレなし。
 そして、練馬、練馬、練馬。
 1名さまのみに当たる特等は「ねりま・詰め合わせ」ですし、練馬の風景を集めた手づくりの写真集の閲覧や、練馬の地図を素材にしたブックカバー・プレゼントなど、前回に劣らず盛りだくさんです。ぜひみなさんご来店のうえ、練馬への見聞を広げてみてください(笑)。
 期間は、12月23日(水祝)までの一ヶ月。12月5日からは「第2回モクローくん大感謝祭」と合わせての開催となります。


 なお、メンバーのひとり、ちせさんは、この春、一箱古本市の助っ人もしてくださった方。今回の一箱出店のことなども話題にあがるTwitterも、ぜひご覧ください。
 http://twitter.com/chisse32


(宮地)