まもなく公開!『今夜、列車は走る』
前に紹介したアルゼンチン映画『今夜、列車は走る』が、いよいよ今週末から公開されます。それに合わせて、本日の朝日新聞、沢木耕太郎の「銀の街から」で大きく取り上げられました。ご自宅で、あるいは図書館で、ぜひ読んでみてください*1。そして、もし興味を持たれましたら、渋谷ユーロスペースまでお出かけください。前売券は古書ほうろうでも取り扱い中です(1400円)。先着3名さまには、カッコいいデザインのポストカードも付けちゃいますよ。
この映画は、この春の古書ほうろう一押し作品なので、先日の「月の湯古本まつり」でも時間のあいたときなど宣伝しました。ただ、こういうタイトルなので、「それは、宮地さんが鉄オタだから?」というような反応を受けたりもします。でも、決してそういうわけではないのです。いや、そういう部分ももちろんあるので、鉄道ファンの方にもぜひ見ていただきたいのですが、鉄道への愛や好意は必ずしも必要ではありません。観る人が、今、こういう時代に生きている、というだけ十分です。
みなさん、ぜひご覧ください。
(宮地)
*1:古書ほうろうでも読めます。