「UZO」 #9


 一昨年の谷中芸工展の際、古書ほうろうでグループ展をしてくれたオルタナマンガミニコミ「UZO」の最新号が入荷しました。今日、編集長の田中六大くんと、かなまち京成さんがいらして、10冊納品。ほかにも8号を5冊、5、6、7号をそれぞれ1〜2冊ずつと、バックナンバーも充実。これが1冊200円というのは、安いですよ。ひと揃い買っても1000円ポッキリですから。

 安いということでいうと、うちの店は「UZO」を買い切りで仕入れているのですが、今日は担当の神原がお休みだったため掛け率がわからなくて「7掛けだっけ、8掛けだっけ」となりました。六大くんは「7掛けでいいです」とおっしゃったのですが、なんだかそれじゃ悪い気がしてぼくが「75%で」と言うと、「いえいえ」「まあまあ」というよくある展開に。でも、よく考えたら、140円か150円か、という話で、お互いよくよくお金儲けと縁がないことしてるなあ、と妙なところで感心したのでした。
 

 おふたりの作品は、出たばかりの青林工藝舎「アックス」61号にも掲載されています。こちらは、ほうろうでは扱っていませんが、どこかで目にしたら、ぜひご覧ください。とくに、六大くんの「ふるさとクッキー缶」は傑作だと思いました。

(宮地)