『路上派読書日記』入荷!

南陀楼綾繁/著『路上派読書日記』2,310円(税込み)、入荷しております!

・ボリュームたっぷり、厚さ350ミリ、456ページ。(12ページもの索引が!)
・豪華執筆陣による栞付き。
・『ブログ・街・人と本 ー 「追憶の二〇〇五年」』のテーマで、書肆アクセス畠中理恵子店長との対談も集録。
・もちろん署名・落款入り。内澤旬子さん作、モクローくんのハンコも押してあります。

はてなダイアリーのブログ、『ナンダロウアヤシゲな日々』の2005年分の抜粋であるこの本、「古書ほうろう」は、最多出場じゃないかなー、とのこと。嬉しいなー。ご近所でよかった。

南陀楼氏、エンテツこと遠藤哲夫氏、浅生ハルミンさんによる「圧巻の注、300個」は、読み応えがあるうえ、ひたひたと笑いがこみ上げてきます。地元衆としては、「小奈や」とか、「大栄」の注があるのが、嬉しいなー。

栞の執筆陣は、津野海太郎氏(評論家・和光大学教授)、坂口 仁氏(さっぽろ萌黄書店)、郷田 貴子(貸本喫茶ちょうちょぼっこ)、山本善幸(書物雑誌「スムース」代表)、堀切直人(文芸評論家)。愛情のこもった文章です。

そして、すてきな装幀、題字・イラストは、デザインユニット「きりん果」によるもの。
この方たちのことを知ったのは最近なんだが、それ以来気になる存在だったので、勝手に近しくなった気分を味わわせてっもらってます。スリップにも、題字と、帯に描かれた自転車が印刷してある懲りよう。

新刊の本屋さんで買うと、このスリップ抜かれちゃうけど、古書ほうろうでお買い上げいただくと、スリップもそのまま付いてくる、というスバラシイ特典があります。
1年半ぶりのお目見え、『モクローくん通信』22号も好評配布中です。

あのですね、1日に1つのことしかできない私からすると、本を求め、音楽を求め、人に会うため、酒を飲むため、ナンダロウ氏の行動力には、ちょっと舌を巻く、というか、畏怖の念すら感じます。出歩いてると思うと、家で炒め物作ってごはん食べてたりもする。昼寝もしてる。
よくこんなに移動できるなー、と思いますが、ひとつ私の体験をもとに書きますと、ナンダロウさん、かなり、歩くの早いです。1度、三百人劇場の映画上映で同じ回になったことがあり、出口でお見かけしたので、自転車を取りに行ってからご挨拶しようと思ったら、見当たらない。帰る方向は同じはず、と思って自転車で走り出すと、遥か彼方に後ろ姿。次の目的地に向かって、つととととー、と猛進している。足早にペダルを漕ぐも、なかなか追いつけず、息を切らした思い出があります。


どうぞ、ご贔屓に。


関係ありませんが、私のパソコンで「ろう」を変換すると、一発目に「楼」の字が出てきます。

(ミカコ)