集合住宅物語


集合住宅物語
植田実 著 鬼海弘雄 写真
2004年初版帯 みすず書房


「この報告集はその意味で、書簡集に似たところがある。相手の元気な姿に呼びかけている。だから当の相手が姿を変え、あるいは消失してしまったとしても、その現在を書き足すだけではすまされない。全文を書き直さなければならない。」(終章より抜粋)


『都市住宅』の編集長でもあった著者の『東京人』の同名の連載や記事が一冊にまとめらています。
先日火事により全焼してしまった、王子のさくら新道も「Bar リーベ」のママへの聞き書きとともに収録されており、ついつい読みふけってしまいここ2,3日仕事が捗りませんでした。
元来の間取り好き、物件検索狂というのもありますが、震災や原発災害のこともあり、そもそも「家」ってなんだろうと、とくにこの一年ほど、ずっと頭の片隅で考え続けています。




『モダンジュース』
第8号 特集「わたしの住処」
近代ナリコさん編集発行 840円

・MJインタビュー 近藤祐さん「出口をさがしてー集合住宅・ルームシェア・自己所有からの脱出ー」
・映画の中の団地 野村泰弘  ほか
新刊にてお取扱中です。


パナソニック汐留ミュージアムにて開催中の『今和次郎 採集講義』展で、今和次郎の「人を見つめる」という視点を知りました。暮しの一場面を書き留めた民家スケッチなどもたいへん興味深かったです。
3月25日まで。

A・ha ア・ハ


A・ha ESSO SS MONTHLY COMICS ア・ハ
全12冊函入り
背にやや褪色あり
発行人 はば こういち
1990〜1991 ESSO

表紙のイラストレーションは、沢田としきさんです。(それぞれクリックで拡大)
A4版、中のコミックもオールカラーです。下記の顔ぶれに目を凝らして!ゼイタク。。。

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E+D+P


写真右端は、No.27の裏表紙「昭和初期のサービスマッチ・下島正夫コレクションより」


『E+D+P』 全50冊のうち46冊(No.2、3、8、9欠)
1979-1998  東京エディトリアルセンター発行  編集発行人 多川精一


 これまで1、2冊ずつしか入荷したことのなかった『E+D+P』がまとめて入荷しましたので、奥机の上に並べました。「エディター」「デザイナー」「プリンター」裏方三者の強力の重要性を説いた同人誌。嵐山光三郎氏のお父上、祐乗坊宣明による連載「日本デザインの開拓者」など、読み応えあり勉強になります。
 発行人は『戦争のグラフィズム―「FRONT」を創った人々』、『焼跡のグラフィズム―「FRONT」から「週刊サンニュース」へ』などの著者です。
 各号の目に留った記事をざっと挙げてみましたが、このほかにも興味深い記事がたくさんあります。ぜひ、お手にとってご覧ください。
赤い字の号は「FRONT」関連記事掲載号です)

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まほうの色あそび


絵本の部屋 しかけ絵本の本棚
まほうの色あそび
アネット・チゾンとタラス・テーラー  竹林亜紀 訳
全4冊 評論社 昭和59年
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作者のアネット・チゾンとタラス・テーラーは、『バーバパパ』シリーズを書いたふたりです。
ところどころにフィルムが綴じられていて、ページにフィルムを重ねたりめくったりすると、見開きがそれぞれに違う絵に変身!シアン、マゼンタ、イエロー、「色の3原則」を巧みに使い、いなかったはずの動物が現れたり、昼になったり夜になったり、家の中をのぞいたり。
チラシなどの印刷物の版下をつくるときの参考にもなりそうだし、いくつになってもワクワクするもんですね。飽きないなー。
欲をいうと、本体の表紙はとてもきれいなので、函にもうひとがんばりしてほしかったなー。

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