出した本
スウェーデン織 技法と作品 山梨幹子 著 婦人画報社 昭和54年 初版 経年シミ多くあります。本文を読むのには差支えありません。 18,900円 基本織法28種 1.トスカフト 2.リキシディグ・シーペット 3.オリキシディグ・シーペット 4.グースアイ 5.リップスマッ…
『定本 レタリングセレクト 360』 高橋 定著 美術出版社 1979 再版 背ヤケ 天経年シミ多 本文問題なし 1,575円 装幀 森 啓著者の高橋 定は明治20年、東京京橋生まれ。青年時代は官庁に勤める傍ら、朝倉文夫、内藤伸の指導で彫刻を修行。関東大震災を転機に勤…
昨晩は定休日の店内で、しのばず店主会という名の飲み会がありました。 主宰は絵描き時々踊り子、ハト商店店主のはとちゃん。店主会は誰かが思いついた時に、思いついた場所で開催する、きまぐれな会です。知合い同士なら飲むことはありますが、同じ地域のお…
1975年、平凡社カラー新書。ハイライトは同年の日本選手権、早稲田大学対近鉄戦を描いた「力と技」。35年前の、成人の日の一戦。1月15日に選手権を行う風習がなくなったことを残念に思う。 虫明亜呂無の文章は、こう結ばれる。こんな風にラグビーを書く人は…
本日の装幀大賞!詳細はこちらで。
今年最初の品出しは、川本三郎を3冊。『きのふの東京、けふの東京』『東京暮らし』『言葉のなかに風景が立ち上がる』。『きのふ〜』のなかの「永島慎二が描いた若者たち」によると、「とくに好きな作品」は『陽だまり』だそう。ぼくもそうなので、とてもうれ…
数ヶ月前に買い取った山口昌男の本をまとめて出しました。これまで、在庫していたものと合わせて40冊近くあります。店に入ってすぐ右手、谷根千ラックの横で箱出しされてますので、お近くの方はのぞいてみてください。一部、本日の品出しにもアップしました…
松井秀喜のワールド・シリーズMVPを祝して、一冊の本を出しました。タイトルは『ベースボール/この完璧なるもの』。アメリカの女性カメラマン、ダニエル・ワイルがとらえた、今から20年ほど前のメジャーリーグ。野球というスポーツの美しさが、どの一枚から…
ちょっと大げさなタイトルですが、同世代の知人から筋の通ったCDをたくさん買い取ったので、まとめて出しました。思い切った値付けをしたものは、例によって本日の品出しにアップしましたので、そちらをご覧ください。チャクラ、小杉武久、HONZIというライン…
発売から1年くらいの新しめの本がまとめて入ってきたのでご報告。小説では、直近の乱歩賞受賞作『プリズン・トリック』、有川浩の新作『フリーター、家を買う。』といった、ほんとに出たばかりのものから、出たのは去年だけどうちで売るのははじめての、奥田…
まとめて出しました。値の張るものは本日の品出しにアップしたので、ここでは1000円以下のものをタイトルのみ書き出します。 まず、840円のもの。 学歴社会 新しい文明病 ピアジェ ナポレオンからスターリンへ なぜヒトラーを阻止できなかったか 人類学随想 …
みなさん、この連休はどのように過ごされましたか。 ほうろうは連日営業しましたが、前半は静かーな感じでやや不安になり、後半はいつもどおりな感じでした。会社勤めの知人が、「シルバーってさ、夏休み後、給料日前の、いっちばん金のない時期だよなぁ」と…
小林信彦の『1960年代日記』(ちくま文庫)が久しぶりに入ってきたので、棚に出す前にしばしパラパラと眺めていたら、記憶にない記述を発見。 十月二十一日(金) 晴 寒 「平凡パンチ」の後藤明生氏から小説依頼あり。延期してもらう=実は、ことわる。私は…
ウインドウで開催中の「ミニ堀内誠一展」の大物、堀内誠一初期の仕事である『ロッコール』の巣立ちが決まりました! ほうろうのお客さまでもあり、それだけじゃないお付き合いもさせていただいている方で、なんと堀内誠一さんご本人とも縁の深い方が、新たな…
全集の端本を100円均一に出しました。 三木清全集 1〜18巻 安部公房全作品 1〜12巻 鴎外選集 1〜5巻 三木清は19巻欠のセットにしようかとも思ったのですが経験上まず売れないのでバラで。経験上ってことで言えば正直バラ100均でも微妙で、状態もいまひとつだ…
中京大学附属中京高校、優勝おめでとうございます。名古屋の学校が夏の選手権を制するのをようやく目にすることができて、とてもうれしいです。まさかドラゴンズの日本一より後になるとは思ってもいませんでしたが、でもそれを成し遂げたのが中京大中京だと…
9月6日まで世田谷文学館で開催中の展覧会「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」<http://www.setabun.or.jp/exhibition/horiuchi/>を観てきて圧倒的な仕事量に吹っ飛ばされました。 長らく温存していた堀内誠一の本を店に並べるならこの機会しかないだろうと、…
最近このカテゴリも本日の品出しも滞りがち。でも決して暑さにやられてサボってるわけではなくて、大量の持ち込みが続いてその整理と査定に追われているのです。昨日は運び込まれた本が店に入りきらず、とうとう店先に段ボールを並べて仕分けをすることに。1…
昨年夏頃だったか、お世話になっている近所の方から譲り受け、秋になったら店に出そうと思っていたのですが、木版画など扱ったことがないので、どうしたものかあれこれ悩んでいるうちに秋が終わり、正月になり、あっという間に一年が過ぎてしまいました。 一…
今日出した1冊。まったくぼくの守備範囲ではないのだけれど、とても惹かれる面構えであります。1965年刊。装幀のクレジットとか何もないけど、時代の力だなあ。著者の名前もいい。 武蔵野の、どこいらへんには(たとえば大泉、たとえば深大寺)、どういう植…
1978年に創刊された「ミステリーの総合誌『EQ』」を創刊号から55冊揃いで出しました。元になっているのはもちろん「Ellery Queen’s Mystery Magazine」。そもそも早川書房が持っていた版権が切れ、新たに光文社が日本版を出すことになったようなのですが、裏…
昨日あたりからようやく日常が戻ってきて、また品出しに精を出しはじめています。大変結構なことではあるのですが、それはつまり店が暇である、ということなんですよね。まさか一箱古本市week中のような賑わいがずっと続くと思っていたわけじゃありませんけ…
で、そんだけ出せば、お気に入りのものそれなりにあるわけですが、御託を並べる余裕がないので、とりあえず写真だけ。奥村靫正、芹沢銈介、粟津潔、生頼範義&平野甲賀、原田維夫、栃折久美子というラインナップです。 (宮地)
一箱古本市までに品出しするぞ!と心に誓っている段ボール箱が、そうですね、まあ20箱ばかりはあるのですが、昨日もそのなかのひとつを開けて片っ端から値付けしていたら、これが出てきました。 おお、黒岩涙香!『明治バベルの塔』を読んだばかりなので、こ…
おととい出した本。 内容的にはどうってことない気がするし、装幀もいまひとつだなあ、なんてことを思いながら、グラシン紙を巻くためカバーを外すと、なかからこの素敵なデザインが。「カバーを外すと!」という展開は、ときにはあるのでそう驚くには値しな…
古本屋をはじめてしばらくは、「おたくは白っぽいのばかりだねえ」とか「黒っぽい本ないの」なんてことを訳知り顔のお客さまに言われたりすると結構凹んだりもしましたが、面の皮が厚くなったせいか、いつの間にか気にならなくなり、また、そういう台詞自体…
『銀河盗賊ビリイ・アレグロ』 装画:大友克洋 装幀:平野甲賀 著者:都筑道夫 とまあ、見るからにため息の出る組み合わせ。なので裏の在庫のなかから発見したときは、すぐにこのコーナーで取り上げようと思ったのですが、よくよく眺めてみると「お気に入り…
『日本のチンチン電車』 カバー表(広島電鉄市内線):馬場直樹 装丁・レイアウト:岡田徹也・島田一郎 まず、この電車の顔がすばらしい。広島電鉄750形。もともとは大阪市内を走っていた車両ですが、これをアップで使うと決めた時点で、ほとんど満点。そし…
今月は買取りが少なめなので、裏の在庫を少しずつ出せているのですが、そのなかからこんなものが出てきました。「YELLOW PAGES」というのがタイトルで、表紙がYMO。とても安直ですが、若々しいお三方の姿には郷愁を誘われますね。ちゃんとした奥付はないので…
心理学、なかでもカウンセリングについての本がまとめて入ってきたので、20冊ほど出しました。本日の品出しにアップするようなものはほとんどなかったのですが、誠信書房などの、版を重ねている本が中心。半分ほどは心理学の棚に並べて、残りは500円均一と「…