2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼくは名古屋でうまれた

5時15分、予定より少し早く、名古屋駅裏へ到着。最後の2時間くらいは結構ぐっすり眠れました。快調です。地下鉄に乗るのに駅のコンコースを横切ると、こんな時間なのにもう「みどりの窓口」が開いていたのでダメ元で立ち寄ると、明日の晩の「ムーンライトな…

出発の準備

新宿22時50分発の夜行バスで名古屋に向かうため、そこから逆算して一日の予定を立てました。まあ、めったにないことです。 本当は、 すべての準備を終え、渋谷へ 『今夜、列車は走る』 夕食 新宿へ移動し、レコード屋のはしご 一杯やりながら時間つぶし とい…

今夜、列車は走る

昨日はなんだかんだで1時半頃まで店で働くことになり、なのでまあ覚悟はしていたのですが、案の定、今日起きたら13時半を回ってました。ミカコとふたり、あわてて支度して渋谷のシネカノン試写室へ。なにしろ、ようやく『今夜、列車は走る』を観られるのです…

水族館劇場、古書ほうろうに現る!

定休日。 16時に、中原蒼二さんと、水族館劇場の真生雲母さん、鈴木都くんがお見えになって、こんどのイベントの最終調整。中原さんとのメールのやり取りである程度できあがっていた大枠に、具体的な当日の進行や、機材のこと、打ち上げのこと、そして事前の…

『室内』32年

雑誌『室内』(工作社)が大量に入荷いたしました。 うちの店にこれだけまとめて入ることは滅多にないことなので、一冊ずつバラで出す前に一括購入してくださる方をお待ちすることにしました。 1974〜2005の32年分から354冊で、価格は税込で30,000円です。(…

「UZO」 #9

一昨年の谷中芸工展の際、古書ほうろうでグループ展をしてくれた、オルタナマンガミニコミ誌「UZO」の最新号が入荷しました。今日、編集長の田中六大くんと、かなまち京成さんがいらして、10冊納品。ほかにも8号を5冊、5、6、7号をそれぞれ1〜2冊ずつと、バ…

満月に 美潮の歌の 海渡る

今月は買取りが少なめなので、裏の在庫を少しずつ出せているのですが、そのなかからこんなものが出てきました。「YELLOW PAGES」というのがタイトルで、表紙がYMO。とても安直ですが、若々しいお三方の姿には郷愁を誘われますね。ちゃんとした奥付はないので…

心象風景

上中里駅に着いたら、いつ行ってもあまり人を見かけない改札が何やら騒々しい。この時点で「ああ止まってんだな」と覚悟しましたが、やっぱりそう。昨日はあんな天気だったので店に自転車置いてきたんですけど、それが完全に裏目、というか、こんななか自転…

「Poetry in the Kitchen」の佐藤わこ 

で、仕事は20時くらいに切り上げ、ミカコと水道のポエトリー・イン・ザ・キッチンへ。まだご存じない方も多いでしょうが、後楽園の先、大曲の交差点のそばにあるタトルビル2階の一室。7人が共同でシェアして、曜日ごとにさまざまなことが行われている、開か…

全集いろいろ揃ってます

夕方出勤したら、ちょうど『鈴木大拙全集』が売れたところで、山崎と神原がダンボールに箱詰めしてました。持てるだけ持って帰っていただいて、残りの分の送料はサービスしたとのこと。実は今週は『アリストテレス全集』も売れたのですが、この手のものは基…

さよなら妖精

昨日の行き帰りの京浜東北線で勢いがつき、本日未明読了。中華街で買った月餅「夜来香」(くすんだ味。けっして悪い意味ではないです)、中国茶「東方美人」(美味)、あと西鳳酒(!)がお供。「ユリイカ」の特集に自分の知らない人が取り上げられていたら…

読ませるJリーガー

今日一日、心のどこかにずっと引っかかっていたのは「安田理大は大丈夫だったのだろうか?」ということでした。なので、帰宅してすぐにサポティスタを見たら、以下のエントリーにリンクが。 ニイハオ。(Michihiro Yasuda BLOG) いやあ、よかったです。 もうずっ…

村井弦斎と水餃子

小春日和のなか横浜へ。神奈川近代文学館で「『食道楽』の人 村井弦斎」展。 古本屋としては失格なのですが、これまでこの人のことは名前しか知りませんでした。今回の展示にしても、内澤旬子さんのイラストがポスターやチラシに使われることがなかったら、…

助っ人さん、お待ちしてます

定休日。13時からデザイナーの板谷さんの仕事場で「不忍ブックストリートMAP」のことについてあれこれ相談。今年は早い段階から準備をはじめたこともあって「まだまだ余裕」と思っていたのですが、原稿をお渡しするまで、もうあと2週間もありません。ちゃん…

物語としての面接

心理学、なかでもカウンセリングについての本がまとめて入ってきたので、20冊ほど出しました。本日の品出しにアップするようなものはほとんどなかったのですが、誠信書房などの、版を重ねている本が中心。半分ほどは心理学の棚に並べて、残りは500円均一と「…

1959年のマンハント

雑誌「マンハント」の名前をはじめて知ったのは、小林信彦の小説を通して(たぶん『夢の砦』)。でも「ヒッチコックマガジン」や「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」にくらべると馴染が薄く、また、あまり見かけないこともあって、これまでは名の…

創元クライム・クラブ

植草甚一がセレクトして、29冊すべてに解説を書いたことで知られる創元クライム・クラブ。去年、世田谷文学館で催された「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」でも、もちろん展示してありました。ただ、うちのような町の古本店に入ってくることは…

不忍ブックストリートに猪

寒いです。自転車に乗ってると、氷に顔漬けてるみたい。不忍ブックストリートの用事があって、夕方根津のコムムさんへ向かった。 笑顔で迎えてくれた奥さまの後ろから、「○△□、見る?」とご主人の声。 えっ?と聞き返すと、手に持ったビニールの中に猪の頭。…

新型お召し列車 E655系

お寺への行きしな、尾久操車場にて目撃。去年の夏頃発表された皇室用の新しい車両です。やんごとなき方々がお使いになられないときは、菊の御紋の入った1両を外してお金持ち向け団体列車に変身するという、昭和の頃までなら絶対に許されなかっただろう仕様と…

第1回 月の湯古本まつり

で、「7月までは待てない。もっと早くチキンライスを」という方に朗報です。 本日発表されたわめぞの新企画「第1回 月の湯古本まつり」に、古書ほうろうもお招きいただきました。しかも「チキンライスも販売してほしい」という申し出まで。とてもうれしく、…

ほおずき千成り市 立ち上げ会

14時より大観音にて、今年のほおずき市の立ち上げ会。去年の反省会の際あがった問題点や、それぞれがお客さんから伺った感想などをもとに、また、少しずつ、よりよいやり方を模索していきます。みな気心の知れたメンバーだし、富士子さんのおいしいお料理と…

「雲のうえ」第6号

すっかりご紹介が遅くなってしまいましたが、「雲のうえ」最新号が入荷しています。フリーペーパーなのに、ついつい「委託品」のカテゴリーに入れてしまいそうになる、そんなクオリティの高さも、もうすっかりおなじみ。今回の特集は「街の劇場」。前回の「…

ポレポレ東中野で『人間の街―大阪・被差別部落―』

先週に引き続き、ミカコと「”食べる”映画特集」。最終日最終回は補助席も出る大入り満員。屠畜場のシーンでの、地面に転がした牛の皮を剥いでいく包丁捌きに見惚れる。どんな世界もそうですが、一流の技術を持った人の動きというのは、ほんと美しい。しかし…

千駄木交流館→けものみち計画

非番。洗濯して、日々録書いてたらあっという間に暗くなってて、あわてて千駄木交流館へ。不忍ブックストリート、今年2度目の会議。出席者は、南陀楼、石井&中村(青秋部)、オヨヨ山崎、ほうろう山崎、ミカコ、そしてぼく。中村さんからみんなに「うまい棒…

交通公社の「時刻表」

続きです。 もうひとつの、軽い方の箱から出てきたのは、「鉄道の写真が載っている」という以外は発行年も対象も状態もバラバラの雑誌群。1冊ずつ手に取っていくと、売ってくださったお宅に伺ったときのことが思い出されてきます。 ここからはまず、鉄道の特…

Rail Magazine

定休日。18時過ぎに水族館劇場の千代次さんがみえて、ある企みについての相談ごとをした以外は、おおむね品出しにいそしみました。出したのは、今日も鉄道の本。本当はそんなつもりじゃなかったのですが、昨日の『THE LAST RUNNERS』などを並べているうち、…

『LOW FISH』船戸博史 

で、その『LOW FISH』。2004年にオフノートから出た、船戸さんの初リーダー作です。棚に面出ししてあるのを千晶さんがみつけて、「では、聴いてみましょう」と。3曲目、中尾勘二さんがテナー・サックスを吹く「ララのテーマ」あたりから完全に聴きほれモード…

加藤千晶 アップップリケショー

夜、千晶さんが、できたてのDMハガキを持ってきてくださりました。3月8日(土)、吉祥寺MANDA-LA2です。 現在水面下で進行中のある企みについてあれこれ相談し、その後、船戸博史さんの『LOW FISH』を聴きながらしばし雑談しました。(宮地)

THE LAST RUNNERS

昨日の鬼頭ブラスの余韻が自分のなかに残っているのと、雨でお客さんがさっぱりなのとの相乗効果で、品出しが進む進む。その成果はこちらで見ていただくとして、久しぶりに鉄道関係の本をまとめて出せたので、それについてちょっとだけ。 写真の『ザ・ラスト…

ザムザ阿佐ヶ谷で鬼頭哲ブラスバンド

そんなわけで、行ってきました阿佐ヶ谷へ。鬼頭哲ブラスバンド、東京で2度目の、そしてぼくにとってははじめてとなる演奏会。 ここ2週間ほど、今日のライブのことを考えない日はなく、指折り数えて楽しみにしていました。当然、期待のふくらみ方も尋常ではな…