2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼頭哲ブラスバンド

突然ですが、高校の同級生、鬼頭くんのライブのお知らせです。詳細はこちらをご覧いただきたいのですが、2月11日(月・祝)、ザムザ阿佐ヶ谷での昼夜2回公演。実のところ、このバンドでの演奏は聴いたことがないのですが「管楽器と打楽器のみによる完全アコ…

ぐるり 2008/2月号 <特集>友部正人

おととい、編集長の五十嵐さんが最新号を持ってきてくださりました。毎号恒例の田川律による巻頭インタビュー、今回は友部正人さんです。 旧知の間柄のふたりによる、のんびりとした会話が13ページ分。マラソンから、おじいちゃんになった感慨まで、話は脱線…

美容室 Peace 沖縄玉城

定休日。 保険の更新をしたり、安田邸で谷根千の仰木さんと待合せ一箱古本市の下見をしたり、水族館劇場の桃山さんが来てくださってある楽しい企みの相談をしたり、合間を縫ってバタバタと品出しをして、夜は沖縄で美容室をやっているIrieさんと奥さまのなつ…

百瀬さん

古書現世さんの店番日記で、百瀬博教さんが亡くなったことを知る。心臓が大きく一回ドクっとなった。 かなり古くからのお客様であった。年に数回、ふらりと夜の古本屋へ、芸人さんと連れ立って現れた。私はいつでも緊張していたが、好きなお客様のひとりでも…

文庫の思想書たくさん出しました

平凡社ライブラリーとか、ちくま学芸文庫とか、講談社学術文庫とか、まあその手の文庫本を50冊ほど出しました。一番多いのは柄谷行人で16冊。ほかにもサイード、バフチン、デリダ、木田元、多木浩二など、いろいろ。また、同じような系統のハードカバーもあ…

「亀ノ本棚」あと1週間です

大好評のはと展覧会も、残すところあと1週間。まだの方はお見逃しなく。今日はちょっとだけ展示の様子をご覧にいれます。 絵は店内のあちこちに。思わぬところにも飾られています。 店の奥のスペースは「はと商店」。マッチ、バッチ、ポストカードにマグネッ…

Who is Kazetaro Yamada ?

忍法帖ものの第1作目。少なくともこの頃までは、「かぜたろう」と読ませたい、という気持ちをお持ちだったよう。でも「ふうたろう」でブームに火がついちゃって「まあいいか」となった、といったところでしょうか。想像ですけど。お値段等はこちらで。表紙は…

歯には歯を

今日はほかにもっと良い装幀の本も出しているのですが、作品への思い入れから、これを。クレジットもありませんし、帯なんか随分ヒドいものですが、時代の空気はムンムン伝わってきます。ちなみに裏表紙はこんな感じで、カバーを外すとこうなります。 ぼくに…

図書館あちこち

あちこちの図書館から「予約資料が届きました」あるいは「すみやかにお返しください」といったメールが届いたので、今日はそれらをまとめて片付けることに。 まず、自宅から一番近い北区立昭和町図書館。予約していたバーバラ・ヘンドリックスの『スペイン歌…

「イワト」創刊号

神楽坂の小劇場シアターイワトから、新しい雑誌が創刊されました。その名も「イワト」。小ぶりなサイズ、しゃれた表紙、紙の質感。そんなすべてが絶妙で、思わず手に取ってしまうかわいらしいヤツです。 全部で40ページちょっとのなかに収められた15篇。役者…

日程発表

ライブが終わった後、やはりお見えになっていたNEGIさんとミカコの3人ですぐ隣の焼き鳥屋へ。大宮アルディージャの話からはじまって本のことなどあれこれ。NEGIさんの最近のおすすめは佐々木譲の『警官の血』。谷中が舞台の3代にわたる物語とのこと。 前回11…

加藤千晶と寒空はだか

先週に引き続き、シネマヴェーラ渋谷で『仁義なき戦い』を2本観てから下北沢へ。神泉の駅をたぶん10数年ぶりに使い(ビルになってた!)、下北沢南口の変貌ぶりに驚く(ドトール消滅!)。シネマアートンに寄って、不忍ブックストリートMAPを置かせていただ…

徒然王子

日曜日から朝日新聞の朝刊で島田雅彦『徒然王子』の連載がはじまりました。すでにご存知の方も多いと思いますが、挿絵は内澤旬子さん。ほぼ毎日内澤さんの新作を目にすることができるという贅沢な一年がはじまった、というわけです。新聞小説を読む習慣がな…

「海」のバックナンバー

毎週水曜日は定休日=店内整理日。よい天気だと、どうしてもシャッター閉めてるのがもったいないような気になるのですが、今日のように雪が降った日には心置きなく仕事に勤しめます。先週、先々週とあった不忍ブックストリートの会合もなく、夜までみっちり…

「亀ノ本棚」3日目

12時過ぎ、店の前を通りがかったアメリカ人と思しき若い女性が「エクスキューズ・ミー」と入ってきて、早口の英語でいろいろ訊いてくる。どうもショーウインドウに飾ってあるはとちゃんの絵『ミケとツバキ』を買いたいご様子。ただ「この絵は売り物なの?」…

「亀ノ本棚」はじまりました!

はとちゃんの展覧会「亀の本棚」が、昨日とうとう始まりました。ほうろうの店内を使った写真や絵の展示はこれまでも谷中芸工展の期間などにおこなってきましたが、「たのしい」ということならば間違いなくほうろう史上空前です。お買い物や散歩の途中、そし…

早稲田松竹でペドロ・アルモドバル

都電荒川線で面影橋へ出て、古書現世に寄ってから早稲田松竹へ。去年の春引っ越したときは「これからはこんな感じの休日が増えるだろうな」なんて思ってたけど、実際は今日がはじめて。引越っていうのはその前後だけでなく、結構生活の長い期間を支配します…

シネマヴェーラ渋谷で『仁義なき戦い』

「一度観たかった」というミカコにつき合い、お久しぶりの『仁義なき戦い』。たぶん20年ぶりくらい。細かい話の筋はほとんど忘れていたけど場面場面は結構覚えているもので、ラストの葬儀場のような、いかにもなところだけでなく、犬肉を食べるシーンでの文…

しでかす節分祭

いよいよ今週の土曜日(19日)から、はとちゃんの展覧会「亀ノ本棚」がはじまります。地元に住む、大好きな絵描きさんの、待ちに待ったほうろうでの個展なので、ほんと今からワクワクしています。で、今日はこれに合わせて行われるイベント「しでかす節分祭…

中古CD大量放出!

本日の品出しにはアップしませんでしたが、久しぶりに中古CDをたくさん出しました(たぶん100枚以上はあったんじゃないかと)。以下、主だったものをアーティスト名のみ列記します(出した順)。 セルジオ・メンデス・トリオ、アート・ペッパー、ブレッド、…

特急草津号

尾久駅の手前、しばし休憩をしている通勤型車両や『カシオペア』号の向こうに、一仕事終えた『北斗星』号が赤いディーゼル機関車に引かれて戻ってくるのが見える。今日は少し遅刻気味なのでいつもと違うものが見えるなあ、やっぱり動いているブルートレイン…

絶望の書

値段等はこちらを。今回は写真のみです。

タクシデルミアのち談春

10時半、起床。朝食はおにぎり。前夜、逗子の中原さん宅での楽しい宴のなごりが体のそこここに。騙し騙しの一日となる予感あり。 12時、デザイナーの板谷さんの仕事場へ。4月に出す、新しい「不忍ブックストリートMAP」のデザインの打ち合わせ。最終候補に残…

リヤン王の明察

晩ご飯を食べに「深圳」に行くのに、何か手頃な読み物はないかなあ、と思案していると、さっき入ってきた買い取りの束が目に入り、ああそうだ、読んだことのない小沼丹の短編があったんだよな、と紐をほどき、光文社文庫の『江戸川乱歩と13の宝石』を持って…

金井久美子の灰皿

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 ぼくとミカコは今日が仕事始め、たまっている買い取りの計算や、買いっぱなしの本の品出しなどをしているうち、古本屋のリズムが自分のなかに戻ってきて、なんだかとても良い気分でした。…